簡単にできる視力低下防止
親がちょっと気をつけることでできる子供の視力低下防止の方法を考えてみます。
まずは生活環境を見直すことが子供の視力回復の第一歩です。
繰り返しになりますが、子供の視力低下の原因に長時間のゲームやテレビなどが考えられると言われていますので、ゲームをする時間やテレビを見る時間などを制限したり、画面との距離をしっかり指導してあげることが大切です。
また、勉強や本を読むときの姿勢が悪いと目に悪影響をおよぼすとも言われていますので、姿勢にも注意しましょう。
当然、寝転がってのゲームや本は悪い姿勢ですのでNGです。
それと部屋の明かりをなるべく明るくしてあげてください。
これは昔から言われていますが、暗い中で何かを見るという行為は非常に目が疲れます。
親がしてあげられるの第一歩は目が疲れない環境作りということです。
次に目の周りの筋肉を暖めてあげましょう。
目はさまざまな筋肉と血流によって働いています。従って目を酷使していますと、当然、疲れてきます。
それでもまだ目を使い続けると目に悪影響が出てきてしまいます。
そんなときに暖めたタオルなどを両目に乗せ、暖めてあげることで毛細血管が開いて血行が良くなりますので、疲労回復につながります。
次に意識してまばたきをさせましょう。
最近では大人でも仕事でパソコンを凝視することからまばたきが極端に少なくなって「ドライアイ」という症状が出ることがあります。
子供の視力低下の原因と考えられているゲームなども夢中でやっているとやはり、まばたきが極端に少なくなってきます。
大人は意識してギュッと目を閉じるなどの対処ができますが、子供はそれができませんので親がしっかり管理してあげないといけません。
まばたきというのは普段は無意識にやっているものですが、その働きは非常に重要で涙を眼球全体に行き渡らせたり、栄養分を送ったり、ごみなどを洗い流したりする作用があると言われています。
やり方としては強めのまばたきを数回させたり、5秒くらい目を閉じさせたりするだけでOKなのです。